戦後間もない昭和27年(1952)4月、当時教員をしてた地元の北村操女史が自宅を開放して私設の幼稚園を始めました。
まもなく昭和31年(1956)4月に私立学校香草幼稚園認可定員60名として認可を得、昭和53年(1978)学校法人香草学園川副西幼稚園と改称、そして、昭和60年(1985)園舎新築、定員120名に変更。
平成4年(1992)北村博正氏が理事長・園長に就任。爾来地域に根差した幼稚園として時を重ねて来ました。
平成21年(2009)理事長・園長を角田隆宣氏にバトンタッチ。
平成22年(2010)認定こども園さくら幼稚園・保育園に改称、更に平成27年(2015)幼保連携型認定こども園さくらに変更。今日に至っています。
そして、令和4年3月に新園舎が完成し、4月より保育の新しい歴史が始りました。
職員一同、昭和27年(1952)9月に多久の正善寺本堂で始まった多久の認定こども園さくらんぼ、令和元年(2019)開設の唐津市厳木さくらんぼと姉妹園三園、そして、子どもらの全面発達を保証する「さくら・さくらんぼ保育」を展開する全国の仲間らと研鑽・実践しています。
1.健康な身体をつくる
〇野菜をたくさん取り入れた献立にし、添加物のなるべく入っていない食品を使い、身体の基礎をつくる ⇒食べる力は生きる力です。
〇天気の良い日は、園庭で 泥・水・砂等であそび、散歩などを行い、自然のなかでじゅうぶん身体を使って遊ぶ。
〇発達段階に応じたリズム遊び、マット運動等を行ないバランスのとれた身体づくりを助長する。
2.自主性、自立性を育てる
〇自分で考え、自分で行動を選択し、他人にたよらず自分で行動する力を小さいときから身につけさせるのは、なにより大切なことです。(人の指示に従うだけで、自分で考え判断する事の出来ない子どもが増えています。)
3.豊かな感性を育てる
〇自然の美しさ、不思議さに感動したり、名作の読み聞かせや、良い歌を歌ったりして楽しく生活する。
4.仲間とかかわる力を育てる
〇大人との関係はうまくても、子どもどうし夢中になって遊ぶことが出来ない子どもが増えています。
〇子どもは子どもの集団の中で色んな葛藤をしながら仲間とかかわる力を育てていきます。これは社会性の大切な土台です。